2024 4

柔道?世界選手権が5月7日から14日までカタール?ドーハで開催され、14日に行われた混合団体で日本は決勝でフランスに4-3で競り勝ち、6連覇を達成しました。団体メンバーには同大会100?超級で出場した本学柔道部の斉藤立選手（体育4年）も出場しました。

初戦の2回戦から準決勝までに韓国、ジョージア、オランダを下し、迎えた決勝は、2021年の東京五輪決勝で敗れたフランスと対戦。1-3と後がない状況で出場した斉藤選手が指導3の反則勝ちで勝利を掴むと、後続も続き代表戦の末、見事優勝を掴みました。

13日に行われた100?超級では、斉藤選手が準々決勝でロンドン、リオ五輪連覇のテディ?リネール選手に延長戦の末、３つ目の指導を受けて惜しくも反則負けとなりました。その後の敗者復活戦でも敗れ、2大会連続でのメダル獲得とはなりませんでした。

斉藤選手は1984年ロサンゼルス五輪、88年ソウル五輪で男子95キロ超級を連覇した故?斉藤仁本学教授の次男で、停滞が続く日本男子最重量級のホープとして期待されています。斉藤選手は熾烈を極めるパリ五輪の代表内定に向け、今後も挑戦を続けていきます。