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2024年03月27日

令和5年度卒業式 在学生代表送辞?卒業生代表答辞

午前の部

在学生代表送辞

 寒さも和らぎ、うららかな春の香りを感じる、今日の佳き日に、晴れてご卒業される卒業生の皆様、本日は誠におめでとうございます。在校生を代表して心よりお慶びとお祝いを申し上げます。

 国士舘大学にご入学されてから出会ったご学友、恩師との楽しくも厳しくもあった日々は皆様の一生の宝として、今後に繋がると思います。
 また、先輩方からは、学内での勉学や部活動、ボランティア活動などあらゆる場面で私たち後輩に温かく、ときには厳しく励ましの言葉をいただきました。皆様方の姿やいただいたお言葉は私たちの中で心の支えとなっています。ありがとうございました。
 心身ともに大きく成長することができる大学生活において学び得られた知識、築いてきた人間関係は、必ずこれからの生活に活きてくることと思います。大学で得られた知識だけでなく、これまでに培ってきたいろいろな人との関わりは、先輩方にとって誇れる財産になるでしょう。

 本日、ご参加されている先輩方は、必威体育感染症の影響を色濃く受けた世代であると感じます。2022年度の入学式は、感染症の拡大による緊急事態宣言で中止に追い込まれました。その後も、オンライン授業が2年近く続き、多くの方が想像していた大学生活とは異なる日々を過ごされたことでしょう。しかし、そんな困難な状況の中でも、対面授業の再開やクラブ活動の自粛緩和が進み、今日、この卒業式を迎えられたことは、私たちにとっても大きな喜びです。
 先輩方が過ごされた大学生活は、極めて異例なものであったと感じています。なかには、高校と大学の境界が曖昧になり、自己成長に繋がる有意義な大学1、2年生時代を過ごせなかったと感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、なかには、オンライン授業を活かし、学業だけでなくアルバイトやボランティア活動などで新たな可能性を見出した方も多いはずです。そうした経験から、先輩方は固定観念に囚われることなく、多様な知識や経験、個性を身につけられたと思います。現代社会では自発性や創造性が求められますが、先輩方が前例のない厳しい学生生活で得た新たな発見や可能性は、社会に新しい風を吹き込む原動力となるでしょう。

 国士舘大学の建学の精神「国を思い、世のため、人のために尽くせる人材『国士』」を胸に、先輩方がさまざまな業界や分野にてご活躍されることを心から願っています。卒業される先輩方は4月から新たな道へと踏み出し、その中で困難やさまざまな問題に直面することと思います。そのような時は、恩師の教えを思い起こし、ご学友と励まし合い、自分を信じて一歩一歩前へ進んでいかれることを願っております。私たち在校生は、先輩の築いてこられた国士舘大学の伝統を受け継ぎ、さらに発展するように努めてまいります。
 最後になりましたが、私たちを支えてくださったことに感謝するとともに、先輩方のご活躍を心からお祈り申し上げまして、在学生代表の送別の辞とさせていただきます。

 

令和6年3月20日

在学生代表

政経学部政治行政学科3年

中島 聖登

卒業生代表答辞

 本日は、諸先生方並びに来賓各位のご臨席を賜り、盛大な卒業式を挙行していただき、また、ただ今、大澤理事長、佐藤学長より祝福と激励のお言葉を賜りましたことに、卒業生を代表し、心より御礼を申し上げます。
 私たちを常に温かく見守り、大学にまで通わせてくださった両親と家族、学問の奥深さを示唆し、時にやさしく、時に厳しく、的確にご指導くださった先生方、共に学び、共に過ごした学友、先輩、後輩の皆さん、そして、私たちに学びの場と機会を与えてくださったすべての皆様に、感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。今日まで本当にありがとうございました。
 春の訪れを感じる今日の佳き日、この会場に立つ私たち一人ひとりの胸中には、さまざまな想いが去来しているに違いありません。
 振り返れば4年前、私達が入学したのは必威体育感染症が猛威を振るい、社会不安が日本を覆っている真っただ中でした。先行き不透明な中、多くの人が不安を抱いていたことでしょう。そのような環境の中で、教職員の方々には、さまざまな対策を講じていただき、入学当初の不安な気持ちはいつしか解消され、無事この日を迎えることができました。
 私は救急救命士になって多くの命を救い、救急医療の現場に貢献したいという夢を抱き、体育学部スポーツ医科学科で4年間を過ごしました。素晴らしき友人や尊敬する先生方に囲まれ、恵まれた環境の下、互いを高め合いながら信頼関係の重要性を学び、人命を救う者としての責任の重さを知り、覚悟を得ることができました。
 日々の授業、実習、課外活動に取り組む中ではさまざまな困難に直面し、大きな壁に幾度となくぶつかりました。そのたびに同じ目標に向かって切磋琢磨する仲間の存在が原動力となり、苦難を乗り越えることができました。キャンパスで出会い、共に過ごした仲間たちとのかけがえのない時間はこれからの自分自身の糧となることと確認しています。
 私たちは今日、国士舘大学を卒業します。
 今後さらに学問の道を究める者も、実社会において職業上の目的にまい進する者も、これからの人生の節目においてその都度、国士舘で学んだことの意義を噛み締め、それぞれの分野で活かし、一人ひとりが託された使命を果たして参ります。私達を待ち受けているのは、必ずしも明るい未来ではないかもしれません。移りゆく社会の中で幾度となく、課題にぶつかることでしょう。
 しかし、私たちは決して悲観論には屈しません。絶えず努力する姿勢を忘れず、世のため、人のために尽くし、国家の礎となる国士として社会に貢献していく所存です。
 終わりに、皆様のご健康と国士舘大学の輝かしい発展をお祈りいたしまして、答辞とさせていただきます。4年間ありがとうございました。

 

 

令和6年3月20日

卒業生代表

体育学部スポーツ医科学科
井出 涼太

午後の部

在学生代表送辞

 厳しい冬の寒さも和らぎ、春の訪れを感じるこの佳き日に、ご卒業を迎えられますこと、在学生を代表して、心よりお祝い申し上げます。
 感染症の世界的なまん延という、歴史的な時期に大学生活を始められた卒業生の皆さまは、在学中、多くの困難に直面されたことと存じます。感染拡大の影響により、社会や生活が大きく変わり、これまでには想像もしていなかったような日々を過ごされたのではないでしょうか。そのような状況の中でも、先輩方は常に後輩である私たち在学生のお手本でした。勉学はもちろん、部活動やサークル活動、ボランティア活動など幅広い分野でご活躍される皆さまの姿は、私たち在学生にとって大きな刺激であり、自らの大学生活の指針となるものでした。
 卒業生の皆さまにとって、コロナ禍の大学生活は、苦しい時期を共に乗り越えた友人や恩師との出会い、制限がある中での創意工夫の経験など、かけがえのないものが、たくさんつまっていることでしょう。皆さまが国士舘大学で過ごした日々の思い出や同じ志を持つ仲間の存在は、今後の皆さまにとって、必ず、未来を切り開いていくための大切な糧になることと存じます。
 本日卒業という節目を迎えられ、新たな道へと進まれる皆さまは今、大きな期待とともに、不安も感じられているかもしれません。しかし、ポスト?コロナの新たな日常生活が動き出した今こそ、皆さまが大学生活で培われた、社会の変化に対応し、状況に適した行動をとることができる力が存分に発揮されることと存じます。私たち在学生も、国士舘大学の伝統と文化をしっかりと受け継ぎ、さらなる発展に力を尽くせるよう、今後も精進して参ります。
 最後になりますが、卒業される皆さまに、心からの感謝とお祝いを申し上げるとともに、新たな門出に際し、今後のさらなるご活躍とご多幸をお祈りし、送辞とさせていただきます。

 

令和6年3月20日

在学生代表

文学部史学地理学科考古?日本史学コース3年
青木 海斗

卒業生代表答辞

 日差しは日増しにやわらぎ、春の訪れを感じる季節となりました。本日は、私たち卒業生のためにこのような盛大な式典を挙行していただき、誠にありがとうございます。また、大澤理事長、佐藤学長はじめ諸先生方、並びにご来賓の皆様、保護者の皆様、ご多忙中、ご出席くださいましたこと、卒業生一同、心より御礼申し上げます。

 振り返ると4年前、私たちは期待と不安を胸に入学を待ちわびていました。しかし、コロナウイルスが猛威をふるい、入学からの約1年間、憧れていた大学生活とは程遠く、仲間とともに学内で学ぶことさえかなえられず、右も左もわからぬままオンライン授業を受けていました。

 たとえば、私が、国士舘大学21世紀アジア学部に入ろうと思ったきっかけの一つが、1ヶ月間の海外研修ができることでした。しかし、コロナによって海外との行き来が困難になり、モチベーションを一つ失っていました。そんな時、友人との何気ない日々の大切さや他の講義の面白さに気がつき、海外研修に行けることを信じて日々努力してきました。教職員の皆様や提携校の方々、その他関係者の方々による感染対策や努力のおかげで、3年次の夏休みに念願叶って韓国に海外研修に行くことができました。本学の協定校でもある、高麗大学で友人とともに学び、楽しい思い出を作ることはもちろん、3年間学んできた韓国語を使い、現地の方々とコミュニケーションをとれる喜びや、課題点なども見つけることができた、実のある1ヶ月間を過ごすことができました。自分の置かれた状況の中で、できることを探すことや、やりたいことや夢に向かってコツコツ努力する大切さを学べたことは、今後の私にとって、大変貴重な財産となるでしょう。

 本日、私たちは国士舘大学を卒業し、それぞれの道へと羽ばたいていきますが、時には数々の苦難や壁にぶつかることもあると思います。その時は、この4年間で学んだ建学の精神を糧に、それらを乗り越え、「国士」として、それぞれの人生や夢に向かって一歩一歩努力してまいります。

 最後になりますが、コロナという不測の事態のなか、未熟な私たちをいつも温かく見守り適切な助言をしてくださった先生方、さまざまな場面で学生生活を支えてくださった職員の皆様に改めて御礼申し上げるとともに、あらゆる場面で惜しみない支援をしてくれた家族、日々高め合いかけがえのない思い出を作り上げた学友たちに感謝申し上げます。そして、今後の国士舘大学のさらなる発展と皆様方のご健康、ご活躍を願い、卒業生を代表して、答辞とさせていただきます。

 

 

令和6年3月20日

卒業生代表

 21世紀アジア学部21世紀アジア学科
湯本 葉月

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